大阪・関西万博が、2025年4月13日(日)~2025年10月13日(月・祝)までの184日間にわたり開催されます。
このめでたい開催と同時に、大阪万博のキャラクター「ミャクミャク」が新たに登場しています。
ミャクミャクは、赤と青を基調としたキャラクターで、少し変わった形をしています。
そのため、少し怖いという印象を受けた方も多いようで、ひどいと炎上したようです。
またこのキャラクターは誰が決めたのか、誕生秘話についても気になりますよね!
今回は、「大阪万博キャラクター怖い・ひどいと炎上!誰が決めたミャクミャク誕生秘話」と題しまして、ご紹介します。
大阪万博キャラクター怖い・ひどいと炎上理由
大阪・関西万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」に怖い・ひどいと炎上したことがありました。
大阪万博キャラクターの不評の原因には、以下の5つの理由が考えられます。
【怖い・ひどいと言われる理由】
・命輝寺の妖怪のパクリ疑惑
・奇抜なデザインからの評価
・不気味な印象
・海外からの反応
・大阪万博の認知度不足
大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が炎上した主な理由について、それぞれご紹介します。
命輝寺の妖怪のパクリ疑惑

引用先:Xより
「ミャクミャク」が炎上した理由の一つに、「命輝寺の妖怪」に似ているというパクリ疑惑があがりました。
この疑惑の経緯をたどると、万博のロゴマークが発表された後に、ロゴを基にした二次創作が生まれ、そのデザインが「命輝寺の妖怪」として広まりました。
そのため、「ミャクミャク」が「命輝寺の妖怪」を盗作したのではなく、逆に万博のロゴが先に存在していたことが明らかになっています。
命輝寺というお寺は実際に存在していませんが、ミャクミャクはこの命輝寺の妖怪として登場するキャラクターと似ている部分があります。
しかし、一部ではこの情報が正しく伝わらず、デザインの類似性から炎上する結果となりました。
奇抜なデザインからの評価
「ミャクミャク」のデザインは、一般的なマスコットキャラクターとは大きく異なります。
特に以下の点が批判を集めました。
- 目が複数ある:一つ目や二つ目のキャラクターが多い中、「ミャクミャク」は複数の目が描かれています。この特徴が「怖い」と感じられる要因になっています。
- 滴るような腕の形状:腕が液体のように垂れ下がっており、「不気味」「ひどい」といった意見が見られました。
- 赤と青の配色:一般的なキャラクターよりもコントラストが強く、違和感を覚える人が多かったようです。
このようなデザイン要素が受け入れられず、炎上につながったと考えられます。
不気味な印象
大阪万博キャラクター「ミャクミャク」には、怖い不気味という意見が多いことです。
ミャクミャクは少し怖くて不気味なキャラクターなので、楽しいイメージとは程遠いかもしれません。
なぜこのキャラクターが選ばれたのか疑問の声もあります。
なぜ、不気味と言われてるのでしょうか?
その理由は目が5つあること、生理的に受け付けない、ひじが溶けていることが挙げられます。
そして、調べたところ、ミャクミャクには目が6つあることも判明しています。

引用先:大阪・関西万博公式より
5つだと思われていましたが、背面に目がついていて、実は1つ目が隠れていました。
一般的な可愛らしいキャラクターとはとてもかけ離れているので、愛着が湧かない方が多いのではないでしょうか。
また生理的に受け付けないという理由に関しては、あまり見慣れないミャクミャクの形に妖怪感もあるので、好ましくないと思う方が多いようです。
海外からの反応
「ミャクミャク」に対する反応は、国内だけでなく、海外でも注目されました。
- フランス:芸術的な観点から一部では好意的に受け止められました。
- 東欧:ゾンビやモンスターのようだと酷評されました。
海外からのキャラクターへの印象もあまり良いものではありませんでした。
日本国内でも、「ミャクミャクはかわいくない」「子供が怖がる」といった意見が多く見られましたが、一方で「独特の魅力がある」「神々しく見える」と好意的な声も増えています。
大阪万博の認知度不足
大阪万博自体の認知度が低いため、キャラクターの意図が伝わりにくい点も炎上の一因です。
特に若い世代や海外の人々には、万博の存在そのものが十分に知られていないため、「ミャクミャク」の役割やデザインコンセプトが理解されにくい状況にあります。
開催スタートと共に、大阪万博の知名度も上がり、さらにキャラクター認知度もUPされていきのではないでしょうか!
初期の炎上とは裏腹に、「ミャクミャク」に対する評価は時間とともに変化しています。
- 親しみを感じる声:最初は否定的だった人も、徐々に「味がある」「見慣れるとかわいい」と評価を変えています。
- ネットミーム化:SNS上では、さまざまな二次創作やネタとして活用され、愛着を持つ人も増えています。
今後、大阪万博の開催に向けて「ミャクミャク」の知名度が上がることで、より多くの人に受け入れられる可能性もあります。
奇抜なデザインが逆に強みとなり、大阪万博の象徴として根付くのか、引き続き注目が集まるでしょう!
大阪万博キャラクター誰が決めた?
#今日は何の日?📖
— Expo2025 大阪・関西万博 (@expo2025_japan) March 22, 2024
本日3/22は、#ミャクミャク のデザインが決まった日🥳
1,898点の応募作品の中から、デザイナー・絵本作家の山下 浩平さんの作品が選ばれ、2022年3月22日に万博の公式キャラクターのデザインが決定✨
みなさん、これからもミャクミャクをよろしくお願いします🥰#くるぞ万博 pic.twitter.com/dgaUf8FGPR
炎上系キャラクターとして認知されていた「ミャクミャク」ですが、誰が決めたのかも気になりますよね!
【誰が決めたの?】
実は、大阪万博キャラクターは、公募による選考を経て決定されました。
2021年11月1日から12月1日まで一般公募が行われ、合計1,898件の応募がありました。
多数の応募作品の中から審査が行われ、2022年3月22日にデザイナー・絵本作家でもある山下浩平さんの作品が最優秀作品に選ばれました。
選考基準には、大阪万博のテーマに合致すること、視覚的なインパクト、親しみやすさなどが重視されています。
大阪万博キャラクター「ミャクミャク」は、従来のマスコットキャラクターとは異なる独特なデザインが特徴です。
選考のポイントは、以下の理由からです!
・親しみやすく、印象に残るデザインであること
・メディアやSNSで話題になりやすいこと
・デジタルネイティブ世代にも受け入れられる新しいキャラクター像であること
「ミャクミャク」のデザインを手がけた山下浩平さんは、その独創的なキャラクターが高く評価され、2023年1月25日に「関西元気文化圏賞」の特別賞を受賞されています。
大阪万博キャラクターの愛称も公募で決定!
キャラクターのデザインが決定した後、その名称を決めるための公募も行われました。
全国から3万3,197件の応募があり、その中から「ミャクミャク」という名前が選ばれました。
この名称を提案したのは、1984年生まれと2002年生まれの2人で、応募者のアイデアが採用される形となりました。
「ミャクミャク」という名前には、「脈々と受け継がれる生命や文化、技術を未来へつなぐ」という意味が込められています。
このように、大阪万博キャラクターは、公募による厳正な審査を経て決定されました。
炎上や批判を受けつつも、独特の存在感があり、今後の万博を象徴するキャラクターとして注目されています。
大阪万博キャラクターのミャクミャク誕生秘話

引用先:朝日新聞
大阪万博キャラクターの作者は、デザイナー・絵本作家の山下浩平さんです。
山下浩平さんは、東京都目黒区のデザイナーで、1898点の応募作の中から選ばれています。
ミャクミャクの選考理由は、水をモチーフとした親しみやすいデザインと多様性を感じる発想が評価されたようです。
また生命の源である水をモチーフとしたキャラクターで、丸みを帯びた愛らしいフォルムで水滴や波紋をイメージしています。
このようなしっかりとした由来がありますが、現状ではまだまだ認知度が低く、あまり伝わっていないようですね!

引用先:朝日新聞
山下浩平さんは、大阪の文化や未来社会を意識しながら、これまでにないユニークなキャラクターを生み出しました。
「単なる可愛らしいキャラクターではなく、強烈な印象を残すものにしたかった」と語っています。
そのため、ミャクミャクのデザインには強いインパクトが与えられ、賛否が分かれるほどの個性が表現されました。
このように、大阪万博キャラクターのミャクミャクは、多くの思考と試行錯誤を経て誕生しました。
その独特なデザインは話題を呼び、大阪万博を象徴する存在として注目されています。
まとめ
今回は、「大阪万博キャラクター怖い・ひどいと炎上!誰が決めたミャクミャク誕生秘話」と題しまして、ご紹介しました。
大阪万博キャラクター「ミャクミャク」は、その奇抜なデザインから「怖い」「ひどい」との声が上がり、炎上しました。
しかし、誕生の経緯をたどると、約1,900点の応募作品から選ばれた正式なデザインで、「生命の進化」と「未来への変化」を象徴する深いコンセプトが込められています。
名称は一般公募で決定され、「脈々と受け継がれる文化や技術」を意味するものです。
賛否を巻き起こしながらも、唯一無二のキャラクターとして注目を集め、今後の展開が期待されています。
伝わりにくいキャラクターとなっていますが、これからどう大阪万博を盛り上げてくれるのか楽しみですね!
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